Cute 可愛いもの

2011.06.27

村松さちえ照明展

Imgp9342この週末に行いました、照明作家・村松さちえさんの照明展にたくさんの方々にお越しいただきありがとうございました。
気温もそれほど上がらず、YOSHIDASOUのとおり庭からの風が気持ち良くぬけてゆく週末でした。

普段、ペンダント照明を全く下げていない、ジェル・アーキテクツのオフィスに、たくさんの村松さんの照明器具を展示していただき、空間の印象もやわらかく、おちついた光につつまれました。


 シンプルなシェイプの笠に蓮花や光帯、お花畑が彩られたシリーズ

 和紙のフォルムや光透け感が綺麗な、ほおずき、薔薇、そして森のシリーズ

 そして、花模様が地と図の美しさをみせるフラグシップモデル・紫陽花


実物に皆さまにふれて頂きどのような印象をお持ち頂けたでしょうか。
和紙を16枚貼り重ねた笠はとても軽く、光の反射や透過もとても柔らかです。
全てオーダーにて、好みの色柄やご要望をお伺いしてからつくられるとのことです。

たくさんの照明をさげたり、季節やTPOにあわせて、とりかえるのも良いかもしれません。

照明作家・村松さちえHP

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2011.06.14

YOSHIDASOUオープンハウス & 村松さちえ照明展のご案内

YOSHIDASOUにあります、ジェル・アーキテクツ オフィスのオープンハウスを開催致します。

7月のジェル・アーキテクツの移転に伴い、今までお借りしておりましたC号室が空室となります。
今後、住んでみたい方、どのような住まい方、使い方ができるか想像してみたい方、YOSHIDASOUに興味があり、一度行ってみたかった方などなど、2日間自由にお越しいただける日を設けました。

今回、照明作家の村松さちえさんの展示受注会も同時開催いたします。
金沢で加賀友禅を学び、和紙をつかった照明器具は1つ1つ手づくりでつくりあげられており、そのデザインと淡い光の加減がとても素敵で、季節やTPOにあわせた着せかえも楽しそうです。

村松さちえHP

オープンハウスの日時
6月25日(土) 26日(日) PM1時〜8時

案内図
京王新線幡ヶ谷駅北口より徒歩6分。 ご不明の際はお電話ください。

面積・賃料:52.21平米/148,000円(管理費込)
設備:エアコン2台/ガスコンロ/NET(CATV8Mプラン無料)/駐輪スペース
8月より入居可です。その他詳細は当日お問い合わせください。

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2011.01.02

和菓子 心庵 梅むら

幡ヶ谷の六号通り商店街にある和菓子屋さんの心庵梅むらさんの和菓子を時おり購入させてもらっています。
梅むらさんの和菓子はご主人と二代目の息子さんが産地のわかる国産の食材を使い、無添加で丁寧につくっている和菓子です。お店もこじんまりとして、話好きなご主人から、和菓子のお話を伺いながら買い物ができます。
今日は、お正月用に上生菓子と菱葩餅を購入しました。
上生菓子は鶴や梅、亀、干支の卯など季節感があり、味も穏やかで味わい深く楽しめます。
菱葩餅は他で頂くものよりも、優しく、牛蒡もやわらかで一体になった美味しさです。求肥も白い表の中に菱形の朱色のものを包んだ丁寧なつくりです。
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2009.11.19

あたらしい鞄

あたらしい鞄

今年のはじめに知り合った鞄作家さんに、製作を依頼していた鞄が出来上がってきた。
comyuさんは帆布を使ったシンプルでかわいい鞄をデザインされている。以前ブログでも紹介した人形作家さんの個展で偶然知り合い、気にいっていたのと、鞄を新しくするタイミングが重なり、うちの奥さんと一緒に思いきってオリジナルの鞄をつくってもらうことにした。

オーダーする側は二人とも新しいカバンを探してもなかなか見つからない状態だったので、ああしたい、こうしたいという希望を簡単なスケッチにしつつ、カバンの主布の帆布の色をセレクトさせてもらいつつ、裏布は自分たちで探しつつ、どんどん希望(我侭?)は膨らむばかり。comyuさんにはメールでのやり取りだけでなく、何度も打合せに足を運んでもらい本当に恐縮でした。

コンセプトは
外観はシンプルに、シャープにチャコールグレー色の帆布で。
内側はかわいく、おもしろく動物園柄に。
普段と緊急時の荷物の量を考慮し、取り出しやすく、沢山入る様に。
図面は紙の束、それにサンプル材料もいれることもあったりと、ハードな使い方に合わせ丈夫に。

一緒に名刺入れとiPhoneケースもつくってもらいました。
iPhoneケースは更なる改良のために試用中です。

ComyuのCaban

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2008.11.26

TIANGIZ1122 & Cafe gallery CONVERSION@草加

 先日、草加にあるCafe gallery CONVERSIONに伺った。友人の人形?作家・高橋彩子さんの個展だ。彼女はメキシコを度々訪れているうちに、その魅力に取り憑かれ、創造力を刺激され、いろいろなものをつくり出しはじめた方だ。
Img_0129_2Img_0131Img_0128 メキシコの日常の写真、風景の写真など、現地でしか触れることが出来ない様々なことが写し出された写真と、手縫いの動物たちの縫いぐるみが可愛らしく展示されている。展示の小道具たちは、作家さんが用意したものと、カフェにもともとある小物たちとのことだった。作品たちがあまりに可愛く、いくつか分けて頂いた。今度、恵比寿Clipでの展示もお願いしてみようかと思う。

 Cafe gallery CONVERSIONは草加駅から少し歩いた、商店街の外れにある。昭和の頃ににぎわっていたであろう商店街の店舗を改装したカフェで、店内の一部をギャラリースペースとしているそうだ。窓ガラスや水廻りなど、昔はどこでもあったが、今では手に入らない、以前の建物の良いところを素直にのこしつつ、新たに手を加えた所も落ちついた雰囲気のカフェになっている。
 ちなみに、お隣には桐箪笥を扱っている昔ながらの商店があり、箪笥を加工する工作機械の音が響いていた。桐の箪笥は衣類の収納には優れもので、代々ずっと使ってゆくことができるが、メンテナンスを頼める所がなかなかみつからない中では、貴重なお店だろう。
Img_0122Img_0125_2Img_0138_2 カフェのメニューのおすすめはホットケーキ!その、大きく膨らんだ、ホットケーキは、ぐりとぐらが森の動物たちと一緒につくった、憧れのホットケーキそのままだ。いくつもある中からチョコと豆乳&あずきをチョイス。ソファに腰掛け、おしゃべりしながら、ゆっくりと頂いた。

TIANGIZ1122 11月29日迄
高橋 彩子

Cafe gallery CONVERSION
草加市高砂1-10-3 sunday close

写真はiPhoneにて

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2008.11.11

MOVE CAFE@新宿5丁目

 日曜日に新宿に買い物に出た際に、可愛いカフェを見つけた。場所は新宿5丁目交差点、新宿マルイMENのすぐ隣。伊勢丹、世界堂、アクタス等々にも近い場所だ。
 ちょっと入口が判りにくいが、階段を上がってゆく。2階はカウンター席、3階がテーブル席+小上がり席になっている。今回は3階の席に上がった。

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 インテリアは一度スケルトンにしてから、家具などをしつらえたタイプだ。テーブルはフローリング材を天板に利用し、オリジナルで製作したものだろうか。ちょっとしたドライフラワーでの飾り付けも主張しすぎず、良い雰囲気に。メニューも厚手の段ボール紙に手書きでつくったもので可愛いものだった。3階はギャラリースペースとしても貸し出しているようで、写真展の期間中だった。

Img_0059_2Img_0053 頂いたランチは焼きカレーとガイヤーン丼をメニューからセレクト。焼きカレーはネットで調べたらおすすめメニューとのこと。ガイヤーン丼は鶏肉をナムプラーで下味をつけて焼いたものでちょっとエスニック風。どちらも美味しい。鍋敷きがチビの木っ端なのも可愛い。


Img_0063 ということで、休日の繁華街のお昼時にも関わらず、ゆっくりと食事ができ、得した気分に。入口が小さく、昼間はちょっと気づきづらいので穴場になっているのかも。Wi-Fi利用可能なのはiPhone持ちとしてはポイント高し。またいきましょう。

MOVECAFE
新宿区新宿5丁目16−7加丸屋商店ビル2F

写真はiPhoneで撮影。パノラマ写真はアプリケーション:Panoを利用。

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2008.10.29

「テーブルに向いて座り、長い切れ込みに頭を・・・」

 「テーブルに向いて座り、長い切れ込みに頭を、短い切り込みに腕を入れて、「シェアリング」を体験して下さい。」

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 これは、ある展覧会の展示に記載されているメッセージだ。
 間もなく今週末に東京でのデザインのお祭り、東京デザイナーズウィーク、デザインタイド、100%デザインなどが開催される。昨晩、それに先立ち、六本木界隈でいくつかのギャラリー・オープニング巡りをした。訪問前の予想で、ある程度お決まりのものや、無駄足になってしまうものがあることは承知していたが、思いもかけず、想像以上の作品クオリティと影響力をもった展覧会に出会うことができた。


 場所は六本木交差点から東京タワー方面へ向かったところにあるAXIS GALLERY。デザイン雑誌AXISの発行元でもあり、私も学生の頃から何度も訪問させて頂いてる。
 今回の展示はオランダのマライエ・フォーゲルサングというデザイナーによる。彼女は「食」をテーマとしたデザイナーであり、展示はこれ迄の彼女のプロジェクト・プロダクト及び今回の展覧会のための新たなインスタレーションで構成されている。

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 その中の一つを紹介しよう。壁にたくさんの折り曲げられたスプーンが整然と張付けられており、その上にナッツなどのシリアル類が各々に1つづつ載せられている。たくさんのスプーンは全体であるものをかたち作っており、シリアル類が関係づけられている。シリアル類は来場者も自分の手に取り、食べることができる。スプーンの曲面には他のスプーンが移り込み、面白い反射風景をつくり出していた。
 他にも牛乳やスィーツを用いた展示など、幅広い「食」が表現されている。
 

 日本は「食」に関しては非常に恵まれた社会環境にあるが、普段の「食」がどれほど恵まれているか、「食」の非常に危うく、脆弱な供給体制がどのようなものかを知覚することは非常に困難である。
 このことを、とてもコンセプチュアルに、ミニマルに、かつ、キュートに実現されていることに驚きと興味を持たずにはいられなかった。会場につくられた「シェアリング」空間の切れは良く、壁面のイラストレーションはほのぼのと「食」の根源が表現されている。
時間があれば、このブログをお読み頂いた方々にも是非訪れてほしい展覧会だ。

AXISギャラリー
期間:11月9日まで 入場:無料
http://www.axisinc.co.jp/publishing/exhibition/200810.html

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